陶芸教室体験記

お久しぶりです。
前回の乗馬体験に続き、今回は陶芸教室体験について書こうと思います。

某日、いつもの思いつきで「そうだ、陶芸をしよう!」と
都内の陶芸教室を探して予約し、都内某所の陶芸教室へ行きました。

東京陶芸クラブ
http://tokyo-tougeiclub.jimdo.com/

今回お世話になった陶芸教室では、ろくろを回して作るコースと、
「てびねり」と呼ばれる、ろくろを回さずに手で好きな形に成形するコースがありましたが、
ろくろを回して作るコースを選択しました。

ちなみに使わせて頂いたろくろは、
足元にあるペダルで回す速度を調節するタイプの電動ろくろでした。
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▲画像左側にあるのが速度調節のレバーです
 画面右側の桶の中には仕上げ用の道具が入っています

体験を始める前に先生(かっこよかったです!)がお手本で茶碗を作ってくださったのですが、
いとも簡単に形作っていくので、
「力加減に気を付ければ割と簡単にできるのかも」
という印象を持ちました。

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▲上から中央部分に力をいれて穴をあけていきます

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▲かなりの速さでできあがっていきました

先生のお手本を見終え、
作りたいお椀の大きさや深さなどのイメージを伝えて、
早速作り始めます。

お椀の形作りの際、
横に広げていくのはなんとかできるのですが、
高さを出すことがうまくできず、
高さを出そうとすると横に広がり、厚さを均等にしようとするも
厚い箇所と薄い箇所の差はひろがるばかり・・・。

そして、ついに事件が。

私「・・・(厚みを均一にさせたいので厚いところは力をかけてみよう)」
土「ぐにゃ!」
私「!?(ひ、ひしゃげてしまった!)
   せんせー!ひしゃげましたー!」
先生「ちょっと貸してください・・・(魔法のてつきで修復していく)」
ろくろ「くるくるくる・・・」
私「な、直った!」

先生の絶妙な力加減により、私の湯飲みのようなものは命を吹き返しました。。。

それにしても、簡単に形作れるかと思いきや、
普段使わない筋肉をつかっているために
思ったように力がいれられず、うまいこと動かせない。。。
土、恐るべし(- -;)

何とか形作りが終わったら、仕上げの作業です。

「ゆみ」と呼ばれる道具でふちの余分なでこぼこを取り除きます。
五勝手○の丸缶羊かんを切り取るイメージをしていただければわかりやすいかと。
(道南出身の方ならわかるはず)
私はこの作業がとてもへたくそで、あやうく湯のみひしゃげ事件を
再び起こすところでした・・・。

その後、水にぬらした皮のきれはしで切り口にあてて、ろくろを回します。
この作業をすることで、角を丸くします。
一番小さいおちょこが一番長くあてるよう指導いただきました。
なぜかというと、おちょこは口の形で飲み物の味が変わってくるからだそうです。
ふ、深い!

▲ゆみででこぼこを取り除いた後に、皮をあてて角を丸くしています。
  動画ファイルを編集していたら音声を消してしまいました。。。


ひとしきり作業が終わり、ふと手を見ると、
どろどろになってしまいました。

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▲上手な方はあまり手に土がつかなくなるそうです。
 (先生の手はきれいでした)

お茶わん1つ作れれば良いなと思っていましたが、
大きなものは作らなかったので、最終的には3つも作れました!
失敗しなければもう1つくらいできたかもしれません。

完成したものはこちら!
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▲右上にあるのが先生のお手本で、それ以外が私が作ったものです。
 先生が作ったものは厚みも均等で、内側もでこぼこがなくきれいです。

それにしても、私が作るとどうも丸くなってしまい、
何をいれようか悩む形になってしまいました・・・(-"-;)
一番小さいおちょこは、おちょこというより盃・・・

***
焼いたり色をつけたりは先生がやってくださるため、
たくさんある色見本の中からどの色にするかを決めて、本日の体験は終了しました。
美味しいコーヒーと生徒さんのお土産を頂き、
教室内に飾られてある数々の作品をのんびり見ながら過ごしました。
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▲コーヒーをいれていただいたカップもこちらの教室で作られたもの。可愛い!


作っている最中は、余計なことを考えているとあっという間に形が崩れていくので、
知らず知らずのうちに熱中していたな?と思います。

ひとつ悔やまれるのは
爪を切るのを忘れてしまったために、細かい作業を行おうとすると
どうしても土に爪があたってしまい調節が効かないという罠に(勝手に)かかったことです。
みなさんは陶芸をされる際は爪を切ってから臨んでください。(当たり前?;)

***
2週間ほどして、完成品が出来たとご連絡をいただき引き取りにいきました。

焼き上がりはこちら!!そして記念にお惣菜などを盛り付けてみました。
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「焼くと小さくなるよ」という先生のお言葉どおり、
一回りほど小さくなっていました。
湯のみっぽいもの(上にあるもの)は湯のみにしては小さすぎたため、副菜入れにしました。

さかずk・・・おちょこに入っているのはアクエリアスです。
(日本酒がなかったので・・・)

自分で作ったお皿でご飯を食べるというのも
良いものだな~と思いました。
これを機に自炊に目覚めたいものです。

指導してくださった荒谷先生、生徒の皆様、
ありがとうございました!

「こんなお皿が欲しいな」と思い立った時に、また作りに行きたいと思います!
もちろんその時は爪を切ってから臨みます(^^;)


次は手ぬぐい染めか飴細工体験がしたいです。

T.M