私はIT系の企業を志望しており、ASEを初めて知った機会は1dayインターンシップでした。担当エンジニアのYさんから、1dayインターンシップながら本格的なプログラミングに触れることができ、「会社を通じてスキルを伸ばしていける環境がある」というお話を伺い、魅力を感じておりました。その後、総務部のT部長から「ITスキルを伸ばすため、長期インターンシップに参加してみませんか」とお声かけいただき、素晴らしい機会と判断し、参加させていただく運びとなりました。参加した結果として、担当エンジニアのTさんからマンツーマンで、プログラミング言語Pythonの基礎的な使い方を学び、機械学習やディープラーニングについて概念を学ぶとともに、自分で作れるようになりました。
まず、Pythonの基礎を教えていただきました。始めに、書籍を元に基礎文法を学びました。次に、実際にコードを書くための、Anacondaという開発環境の導入方法と使い方を教えていただきました。これらを元に、どんなパソコンでもPythonを手軽に扱えるようになりました。
続いて、機械学習について教わりました。まずは整理済みのデータ・構築済みのプログラムを用いて、機械学習の概念・プログラムの作り方を学びました。その後、未整理のデータを用いて、自分でデータ整理・プログラム構築をして、機械学習を用いてデータの傾向を分析しました。これらの過程で、機械学習はデータの傾向予測に使いやすいことと、機械学習においてデータの整理が、最も時間のかかる大事な作業であることを理解できました。
最後に、ディープラーニングについて学びました。ここでは、大量の画像を元にニューラルネットワークと呼ばれるものを構築し、ある画像が犬か猫かを判定するプログラムを作りました。その過程で、ディープラーニングは画像などの特徴を抽出し判別することに向いていることが理解できました。
長期インターンシップを通じて、Pythonの基礎、機械学習やディープラーニングについての、概念や違いを学び、実際に作る能力を高めることができました。この経験は、スキルの向上と技術の理解の両面で、とても有意義でした。
また、個々人の技術力の高さ、お互いに技術的な相談をしやすい雰囲気、総務部と技術開発部の距離感の近さなど、中で過ごさなければ分からない魅力も知ることができました。
参加して本当に良かったと感じており、このような機会を与えてくださったASEに深く感謝いたします。
Y.K.