GW明けの東京はぽかぽか陽気、散歩するにもうってつけの時期です。
初夏、東京の下町といえば?…そうです、お祭りの季節です!
我らがASE東京支店の近所では先日 鉄砲洲稲荷神社例大祭がありましたね。
下町ではお祭りの開催週、商店街に神社の"のぼり"と提灯が並びます。
お神輿行列のため通行止めを知らせるちらしも貼られ、町内会や商店街の方たちがお祭りを心待ちにしている雰囲気が伝わってきます。
さてさて、先日日曜日の夕方、自宅の最寄り駅からぷらぷらと歩いて帰ると、どこからともなく太鼓の音が聞こえてきます…
「ドン、ドン、ドォン、カカカッカ(→縁を叩く音)」
音の出どころに向かって歩いてみると、神社の境内でお祭りが開かれています。
こちらは八幡神社。
鳥居に近づくにつれてお囃子笛の音も聞こえてきます。
♪ピーピー、ヒョロリ~
わたくし過去にもいくつか東京のお祭りを見ましたが、町なかの神社境内で開かれているものは初めてだったので感動です!
心躍り出す"ザ・祭り"の雰囲気^^
小学生の女の子たちが、キャッキャ!と楽しそうに中に入っていきます。
↓休憩中のお囃子隊
着いた頃には、ちょうどお囃子の生演奏がされていました。
お祭りに興奮して、残念なことに演奏中の写真を取り損ねてしまいました。
「次の演奏はいつですか?」と笛担当の方に質問すると『そのうち適当にします~』とのご回答(笑)
このゆるさが良いのです。
奥へ進むと、縁日も開かれています。
ソースの焦げるいい匂い…わたあめの甘い香り…むむぅ、おなかが減る。
一方で少年たちは金魚すくいやスーパーボールすくいに夢中です。
出た、『かた抜き』屋です!やりましたよね、皆さん昔やりましたよね!?
このゲームをクリアするには、非の打ち所のない型を抜かなければなりません。
しかしこの戦場では、かた抜き屋のおやじ=絶対ルール。
どんなに「完璧な型を仕上げた!」と思っても、左のご主人が「否」と言えば
少年は負けなのです。
こうやって少年たちは大人の理不尽を学んでいくのでしょう。
左は神社の本殿です。
柏手を打ってお参りすると、神主さんがおおぬき(白木の棒にぎざぎざした紙がついた道具)でお祓いして下さいました。
今年も夏バテしないで元気に過ごせますように~
ビールがおいしく飲めますように~
そして社の横にある舞台前に人が集まっています。
着流しの上に神社のはっぴを羽織った、恐らくこのお祭りの主幹であろうおじ様たちが満足そうに舞台を眺めています。小粋だねぇ。小粋だねぇ。
舞台ではちびっこ和太鼓チームと踊りのコラボレーションです。
和太鼓は後ろにいるメンバーと一瞬で入れ替わります。
横ではもっと小さい子が待機していました。かわいいです。
おねいさんたちの踊りもお見事です。センターの方、動きにキレがあります。
この後、さらに横で待機していたB系ファッションの女の子たちによるヒップホップダンスのステージもあったようです。
和洋折衷(笑) 神社・お祭りという固定概念にとらわれない柔軟さがあります。
ここは町ぐるみで人々の大事なコミュニケーションの場になっているんですね。
ふー、思いがけずお祭りを楽しむ事ができました。
子供はもちろん、大人が日常を忘れて楽しんでいる姿はとっても気持ちがよいものです。
初夏の週末、お囃子の音が聞こえてきたら…きっとお近くでお祭りが開かれているはずです。みなさんもぜひ足を運んでみて下さい!
by お祭り大好きM.T.