ASEでは8月から翌年7月までを決算期としており、期の締めくくり&新しい期の開始を契機に毎年7月の終わりから8月初旬にかけて、全体会議なるものを開催しています。今日はそのお話をしたいと思います。
全体会議とは
年に1度、全社員が一同に会して、前期の業績や来期の方針等を経営から全社員に向けて報告する会議です。
最初に、社長から業績の話をまるで株主総会で話すような細かい数字を交えて懇切丁寧に説明してくださいます。このように全社員に向けて会社の状況をつまびらかに説明してくれる会社は少ないのでは?と思います。
おかげさまで前期の26期においては、増収・増益のみならず、昨年度設定した売り上げ目標を4年ぶりに達成するなど、良い成績を収めることができました。
続いてこれから始まる27期の方針と施策の発表です。
26期のスローガンは「連携」でしたが、これにより得られた好業績を更に進めるために、27期のスローガンは「洗練」となりました。
その後は各部門からの今期の施策です。
技術部からは新しい昇格条件の発表がありました。これはASEの良いところですが、昇格条件がきちんと明確化して全社員に公表しています。
中小企業では曖昧な人事評価が横行し易い傾向があるのですが、その点ASEでは誰が見ても一目瞭然の条件が明確に示されるので、社員は安心して透明性のある評価が受けられるのです。
もう一つは資格取得率の目標が示されました。
現時点でも以下のようにすごい取得率となっています。
- 基本情報技術者 85%
- 応用情報技術者 50%
- 高度情報処理技術者 20%
これは、総務部や営業部などの間接部門を除いた技術者(新入社員を含めて)に対する割合です。
ちょっと他社を調べてもらうとわかりますが、〇×総研などのシンクタンクを除くと、ダントツの取得率です。今回はこれを更に上げるような方針と、具体的な施策が発表されました。
こんなところにもASEの強みがあるのです。でも安心してください。入社後にチャレンジして合格している人がほとんどです。これもまた、ASEの強みですね。
続いて営業部からは来期の売り上げ目標が、総務部からは採用などを含めた報告と来年度の目標がそれぞれ発表されました。
まじめな会議が終わったら ... 普段いろいろな場所で業務を実施している社員が一堂に会する機会は年に数度しかありません。前期の慰労をかねて大宴会が開催されます。
毎年無礼講で2次会までは全員参加で、3次会以降は有志により夜通し飲み明かします。
こういうときは、普段一緒に働いているメンバー同士もさることながら、普段中々会えないメンバーとバカ話やまじめな話織り交ぜて大いに盛り上がります。
そんな楽しい部分もあるから、ASEっていつも元気な会社でいられるんだなとつくづく感じた次第です。
T.W