今年も2019年度開催の情報処理技術者試験に合格した、ASE社員の声をお届けします!
今年は合格者が多数おりますので、[1]では高度試験の必勝法をご紹介します。
これから受験される方は、ぜひ参考にして下さいね。
(1)情報処理安全確保支援士試験合格【レベル4】
「 千里の道も一歩から? 」S.M.
思い返しても必勝法と呼べるものは思い当たらず、ただ過去問を解いたくらいでした。なので普段から地道に行っている事を3つ記載させていただきます。自分は天才でもなければ器量良し、要領良しでもないので、愚直に継続しただけです。
■知らない物事が有ることを知る
物事を知り、空白を埋めていくとぽっかり穴ができます。そうして自分は何を知らないのか特定しています。
■知らない単語はすぐに調べる。
今はグーグルという強い味方がいるので5分もかかりません。
■流行りを知る
今は役に立たなくても次回には試験問題になっているかもしれません。
この業界に身を置いていると、日々知らないことばかりなので、毎日調べてばかりです。
余談ですが、自分は朝がとても苦手なので午前1試験免除は必ず利用しています。そのために、どんなに自信がなくても受験だけはするようにしています。勉強だけではなく制度を利用して苦手を克服するのもお勧めです。
(2)応用情報技術者試験合格【レベル3】合格
「応用情報処理試験」H.O.
過去問をできるだけ多く解くようにしました。特に午前は既出問題が多数出題されるので、それらを確実に解けるようにしておけば、午前で脱落することはないようです。午後に関しても出題テーマは毎回変わりますが、過去問を学習することで類似する特徴やコツが掴めた気がします。
午後対策のために本番さながら2時間半確保しようとしたことがありましたがすぐに挫折。そこで、毎日1問を30分以内厳守して解くようにしました。たまにサボることもありましたが、無理のないペースで勉強を続けたことが良かったのだと思います。
「私なりの試験対策」H.S
私なりに効果的だと感じた試験対策法について紹介致します。
○午前問題
・過去問を暗記するくらい解く。
午前問題は過去問ばかりなのでこれ以上の対策はないと思います。私は過去3年分+アプリで選抜された代表的な問題を何度も解きましたが、たくさん解くに越したことはないです。
○午後問題
・明らかな苦手分野は最初から勉強しない。
・「組込みシステム開発」「情報システム開発」(「プログラミング」)は思考力を問われているので、得意分野にしておくと記憶量を多少減らすことが出来る。
・文章回答は余計な日本語を削った結果が答えになる。(削った結果字数が足りなければ解答要素が足りていない証拠。)
午後問題は範囲が膨大なので自分が得意な分野について集中して勉強するのが良いと思います。ただ問題の当たりはずれもあるので対策した分野にこだわらず、本番の難易度を見て分野を変更するぐらいの柔軟さも身に着けておいた方が良いと思います。
以上、参考にして頂ければ幸いです。
「 私の勉強法? 」K.K.
以下は、私が応用情報合格を目指して行った勉強内容です。
・研修で新人の皆と基本情報の勉強
・応用情報の参考書を途中まで読む
・過去問題を少し解く。
私が思うに、上記の勉強は試験合格の40%程度しか貢献していないでしょう。
試験勉強以外に大事な点があると思います。一つは、多くの文章に触れ国語能力を鍛えることです。国語ができれば及第点をとれる大問が一つはあると思うので、いざというとき国語能力は役に立ちます。
もう一つは、日常でITに関わらず好きな分野を鍛えようとしているかどうかだと思います。つまり好奇心を持ちやすいかどうかという事です。午後問題は好きな分野を見つけて、好奇心の赴くままに勉強すれば問題ないと思います。
最後ですが、資格試験の合格に運はつきものです。私のように卒業研究で行った初歩の勉強内容が問題に出てきて助かる場合もあるでしょう。
以上、参考になると幸いです、、、