「Agile Japan 2017に登壇して」T.W.
Agile Japanは2013年に一般参加して以来、今年で5回連続の参加となりました。
そのうち、2014、2016、2017の3回は登壇、2015、2016、2017は3回連続でAgile Japan発行の小冊子への寄稿をするなど、ただ聴きに行くだけではなく積極的に発表の機会として活用させていただいております。
Agile Japanというイベント自体の参加者も2013年ごろは200名超位でしたが、今年は550名超ということで、倍以上に増えてきております。
おかげさまで、Agile Japanでの知名度はそれなりに浸透してきているようで、今回の登壇では100名を超える方に聴講していただけました。
実は、今回から登壇者と運営スタッフによる前夜祭(平たく言えば前祝いの親睦を兼ねた飲み会)が開催され、その場でお聞きしたのですが、事前の参加アンケートでは、自分の講演がその時間帯枠の中では一番人気だったようで、明日は沢山の人が聴きに来るので覚悟しておいてくださいねと運営スタッフから励ましもいただいていたような状況でした。
肝心の発表については、大分内容を詰め込みすぎたせいで発表者自身の心境からすれば、ちょっと失敗した思いが強くありました。
しかし発表後に行われた懇親会では、ひっきりなしに参加者から声をかけていただき、皆様のためにはなったようだったので、少しほっとした思いでした。
自分の発表の時間以外は、他の講演者の発表をたくさん聞かせていただきました。
2013年のころにはまだ少なかった実体験者の事例が沢山出てきており、この数年でAgile自体が大分広がってきたなという実感を持つことができました。
また、Agille Japanへの積極的な参加も積み重ねを通じて年々Agile関係の人脈の輪もさらに広がり、実際の業務につながるケースも近年増えてきております。
例えば、私の現在のお客様も始まりはAgile Japanでの小冊子です。
これからも、出来るだけ継続して発表していきたいと考えています。
そして、今回のAgile Japan 2017でも沢山の出会いが有りました。
この中から、次はどんな繋がりが広がっていくかも楽しみでもあります。
「Agile Japan 2017を聴講して」M.K.
40歳を目前にして、マネジメントや開発手法に興味が出てきたため、Wさんにお願いして、付き添いとしてAgile Japan 2017に参加させていただきました。
Agileというのは、ベンチャーとか規模の小さな会社が主に実践しているものだと思い込んでいたのですが、参加者のほとんどが大企業、もしくは大企業の系列会社の方でした。規模の大きな開発にもAgileが浸透しているようです。
業務の都合で、終盤からしか参加できなかったのですが、Agileという自分が経験したことのない開発手法を実践されている方々のお話が聞けて、大変勉強になりました。
特にWさんの講演内容にあった「期間とリソースをコミットして、それに応じて要求を調整する」というAgileの考えに、非常に感銘を受けました。私は「要求と期間をコミットして、それに応じてリソースを調整する」というプロジェクトしか経験したことがありません。そのため、苦しくなったら、人を増やすか、作業時間を増やすかしか対応方法がありませんでした。要求を調整出来るプロジェクトなんて、私にとっては夢のようです。
Wさんの講演で使用された資料は、下記をご覧ください。
Agile Japan2017_アジャイル実践7年目のベテランPMが語る 3つの極意 (PDFファイル)
講演が終わった直後に、私の隣に座っていた方が「一番実践的で、分かりやすい講演でした」と、興奮気味に称賛しておりました。確かに、非常に分かりやすい内容でしたので、是非皆さまご一読ください。
懇親会の時に、「アジャイルひよこクラブ」という会の方に、「ウォーターフォールでの開発に、Agileやスクラムの一部だけでも取り込むことは可能ですか?」と質問したところ、「可能です!」とはっきり答えていただきました。今、私が行っている業務をいきなりAgileにすることは不可能ですが、一部だけでも実践したいと思っています。