ご祝儀袋を手作りしよう!

お祝い事の際頂くご祝儀袋って、せっかく綺麗な物ばかりなのに、もらっても他に使い道なく勿体ないですよね。
そんな事を思いつつ、自分の結婚式で受け取った祝儀袋の中に布製の祝儀袋を発見した時、ちょっと嬉しくて感動しました。
頂いた友人に聞くと、最近はハンカチや手ぬぐい、風呂敷などでこういう商品を販売しているとの事。
でも、これなら…と調べると案の定オリジナルが簡単に自分で作れそう。

と、言うことで我が家ではそれ以降、旦那の分も含め私が手作りしています。
今回はそちらの作る過程をご紹介します('ω'*)
折角なので今回自分作ご祝儀袋の作り方を書いてみました。もし作ってみたい方がいらっしゃいましたら、よろしければご利用下さい♪

【備考・注意点】
・目上の方や上司の結婚式用には向きません。あくまでも(そういう事を気にされない)ご友人に贈る場合をお勧めします。理由としてハンカチは昔の言い方で「手布(てぎれ)」と言い、結婚式には縁起が悪いと気にする方もいるからです。

・お子様の進学祝いや出産祝いには良いかもしれません。場合によってガーゼ生地を選ぶなど、布選びも楽しいです。

【材料】
●お好きな布を購入(大判のハンカチサイズが取れる位の大きさ)私は上記の「ハンカチ=手布」とならないように微妙に縦長で手ぬぐいよりは短い位の長さで端の始末をしたサイズの布を用意しています。

●水引
100均のご祝儀袋を購入して利用するか、凝りたい方はネットで仕入れて自分で結んでもOK。

●厚紙
一般的なご祝儀袋の大きさにカット。水引の幅より布が挟まる分として5mmほど小さくすると良いです。

●短冊
私はプリンター用紙で作りました。(ついでに名前も筆文字っぽいフォント利用して印刷しちゃいます)水引用に購入していたり、以前購入したご祝儀袋の予備で付いていた短冊なんかがあればそれを使っても良いですね。

●両面テープ
短冊を留めるのに使用します。

●中袋
できれば金封。ご祝儀袋を置いている売り場や100均でたまにみかけます。無ければこちらも印刷して組み立てて作ってしまうこともありw 単なる白い封筒ですので…。「金●萬円」や裏面の住所氏名も印刷してしまいます。

【作り方】
1.ご祝儀袋の中敷用の厚紙を、約12cm×15cmに切ります。
 ※用意した水引の横幅よりマイナス5mm位のサイズにしておくと仕上がりが綺麗です。

2.布にアイロンをかけ、中央に厚紙と金封を配置し、布を折ります。(以下詳細です)
 ※一度折る毎にアイロンをかけるとキレイに仕上がります。

≪布の折り方≫
3.封筒の中央に厚紙を置き、そのうえに封筒を置きます。

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4. 向かって左側を折ります。

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5. 反対側も同様に折ります。
※ここで位置が決まったらアイロンで折り目を固めます。

6. 中の厚紙に沿って上を約5cmぐらい折ります。厚紙の位置も調整して配置して下さい。
※慶事では喜びで上を向くという意味で、万歳をするように上向きに重ねます。下に重ねると弔事となります。

7. 上の布に下をかぶせる形で折ります。

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8. 形が決まったところでアイロンを全体にかけます。

9. 飾り、短冊を両面テープで固定しセットし、水引をはめ完成です。

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今回は旦那さんから「男友達なのでカッコいい系で☆」と言うリクエストがあり、龍の柄にしました。

販売されている物にも黒っぽい色はありますが、色味なども気にしそうな方や女性側の招待客である場合は、華やかな生地の方が良いかもしれません。また、生地は透けない程度の薄手な物の方が慣れない方には折りやすいと思います。

簡単な割にオリジナリティが出るので、お勧め手作り品のご紹介でした。

趣味:手工芸の営業部 A.Y