明けましておめでとうございます。
私は、お客様先に常駐してシステムの運用を行っていま す。最近コンピュータインフラの世界の動向が面白く、Infrastructure as a Code や Immutable infrastructure といった考え方が登場しています。これらの考え方の中からお客様先システムでの運用をよりよく改善できる方法はないだろうかと日々考えたり、まずは技術的 に難度が低くかつ効果があるところからということで Chef などのソフトウェアを検証したりしています。
各 技術は自宅で情報収集・検証したり、東京だとカジュアルな勉強会も多いので参加してヒントになるアイディアを得られることもありますが、一度全体を俯瞰し てじっくり考えたいことがあります。そういうときに私は遠くまで出かけて、移動中の電車内であれこれと考察するようにしています。
今回行ってきたのが鎌倉のハイキングコースです。東京からはそこそこ距離があり、電車の中にいる時間も長いです。考察がはかどりますね。
北 鎌倉の駅に着くと、とある小説に出てくる古書店がこの近くにある設定だったことを思い出し、5巻が待ち遠しいなあと早速余計なことを考え始めてしまいま す。そんなことを考えつつも、今回はハイキングコースにいくため、コースにつながる寺を目指します。寺を奥までいくと階段が続いていて、さらに奥に進んで 行くと山道のハイキングコースになっています。尾根沿いに歩くと富士山がよく見えますね。いい眺めです。
秋が深まっていた頃なのでちょっと涼しく、体力の消費もそれほどなく歩けるのがよいです。数キロほど歩いていくと、紅葉シーズンということもあり、明らかに色が違う一帯が見えてきます。
その一帯まで降りていくと、緑、黄、赤と様々な色が混ざり合って、歩くのが楽しい谷道になっています。
有意義な山道散策でした。山をおりてから鎌倉駅までも結構歩きますが、ちょっと計算外で駅に着く頃には疲れきってしまって電車の中ではぐったりしてしまいま した。そのため、帰りの電車内で行うはずだったじっくり考察は東京駅のスタバで行うことになってしまいましたが、見どころたっぷりのハイキングコースだっ たのでまた行ってみたいです。
自然科学系エンジニアの K.A.