『鉄』じゃない浪漫
折角、世界に名立たる観光都市、外国人さんがわらわら歩いてたりコインランドリーでボーっとしてたり山門の敷居をベンチ代わりにくつろいでたりする京都に行ったので、神社仏閣名所旧蹟を駆け足でぐるぐる巡ってまいりました。
こちら後篇では、『鉄』じゃない京都を、どっちかっつ~と、皆さんにご紹介というよりは、自分の備忘録としてお邪魔させていただきます。(訪問順に掲載)
五条大橋と扇塚(2013/06/02)
京都での住居が、鴨川に掛かり、弁慶と牛若丸で有名でもある、ここ「京の五条の橋の上」から徒歩5分弱のところでした。
因みにここを通る道路は国道一号線です。
弊社の他の方のブログ『旧東海道の旅(2)』で紹介している「三条大橋」は旧東海道の終点で、ここ「五条大橋」は現東海道の終点と言えましょうか。(国道一号は大阪まで続くので厳密には終点では無いですが、気分ですよ、ということでご勘弁を。)
ウィッキ先生によれば"木の薄板を重ねたり、また紙を折りたたんで製作する扇は日本で発明されたものである。"とのことですが、その地はこちらだそうですよ?
余談ですが、「牛若丸・弁慶像」は撮り損ねました…。しょぼん。
頂法寺(六角堂)(2013/06/02)
住居から徒歩圏内での本屋さんを探している途中でパチリ。
華道「池坊」の発祥の地だそうです。(弊社にはお華やる方いて、教えてもらいました。)
二条城(2013/07/13)
↑から一ヶ月以上過ぎていますが、どういうことかというと、そういうことなのです。こっからはハイペースであちこち回ろうと。
二条城は、建物は正直想像の範疇でしたが、お庭が想像以上に素晴らしい!!眺めているとその世界に引き込まれそうな力を感じました。
分かりにくいかも知れませんが、ミストシャワーあるんですね。金閣寺などでも見掛けました。へ~。
東寺(2013/07/13)
東寺の五重塔は日本一高い木造の塔でございます。高さ54.8m。言うまでも無く国宝。
延暦寺学園比叡山中学校(2013/07/14)
何か凄い…。
因みに、前篇の「日本一長い!!」ケーブルカーに向かう途中に、つまり比叡山の麓の方にありました。
石清水八幡宮と高良神社(2013/07/14)
←こっちが石清水八幡宮で…
↑こっちが高良(神社)。仁和寺に某法師が石清水と間違えました、と。
念願の徒然草ごっこでした。(仁和寺の方は35年前の修学旅行で行ったことあるんですが、こっちはまだだったもんで…)
祇園祭(2013/07/15)
京都の7月は祇園祭月間。全国的には「宵山」とか「山鉾巡行」とかがピンポイントでニュースになりますが、1ヶ月丸々続くお祭りです。
この週末は「山鉾巡行」直前の週末だったので、山鉾見学で盛大な人出がありました。
大通りだけで無く、ちょっと脇に入る道にもいらっしゃいます。
これらは10時前の撮影なので、まだそれ程の人の数ではありませんが、お昼くらいには歩くのも面倒になりました。
仁和寺(2013/07/15)
最寄り駅も寺院風な仁和寺です。この駅の改札を出ますと…
本物(?)が間近に。
ほんと、どのお寺も門が凄いッス。特にこの仁和寺「二王門」は京都三大門の一つだとのことです。(他の二つは知恩院・三門、南禅寺・三門ですって。)
背景に五重塔って、なんて贅沢なお庭なんでしょう。ここで昼寝できたら…、と俗すぎ庶民すぎな感想が。
私でも聞いたことのある御室の桜。春に拝見したいものです。
五重塔(左)が立派なのはもちろんなんですが、意外(失礼!!)にも経蔵(右)の方に、何か染み入るものを感じます。
銀閣寺(慈照寺)(2013/07/15)
ちょっと意外だったのですが、今回お邪魔した中では、清水寺とここ銀閣寺くらいでしょうか、お寺前のお土産物やさんとかが盛大にあった寺院は。
盛大に意外というか意表を突かれたのは、ここ銀閣寺の参拝ルートは結構アップダウンしてますので、足腰厳しいとえらいことに。
お庭の陰影は、ここも素敵でした。
鴨川スタート(2013/07/15)
大きな地図で見る 左(西側)は賀茂川。右(東側)は高野川で、ここから鴨川。
三十三間堂(2013/07/15)
表側は人がいっぱいだったので裏っかわを。
南大門は敷地(?)の外にありで、只で拝見できます。
叡山ロープウェイと比叡山頂(2013/07/21)
ロープウェイを『鉄』に入れるのは佳いとしても、入れた上でご紹介するのはちょっと辛いものがありますので、今回は非『鉄』でご紹介を。叡山ケーブルカーから乗り継ぎでの利用となります。
終点のほど近く、バスターミナル的駐車場から琵琶湖を眺めます。のんびり~。
比叡山延暦寺(2013/07/21)
お坊さんの密度は今回訪問した中ではNo.1でした。
根本中堂の中は撮影禁止ですので、外から。この深き山の中に、これだけのものが。宗教の持つある種の「凄さ」でしょうか。
お仕事お疲れ様です。
太秦広隆寺(2013/07/21)
聖徳太子信仰で有名ですが、電車を降りた観光客はほぼ漏れなくこの近くの太秦映画村の方に…
鞍馬寺(2013/07/27)
鞍馬寺は『鞍馬弘教』という独立した宗派の総本山。今回お邪魔した中で一番宗教っぽさというか、考えを広めようという御心を感じました。
ケーブルカーが動くのは8時半からなので、その前にお邪魔した場合、てくてくと…
山門から本殿金堂まで、7月の朝8時頃でも500ミリペットボトルを2本消費する、小一時間ほどの軽登山。
金閣寺(鹿苑寺)(2013/07/27)
金閣寺なるものは存在せず、鹿苑寺の舎利殿「金閣」というのが正しいのだよと、":金閣寺"で検索するとおっきな声が聞こえてきますが…
鹿苑寺さん本人(?)が「通称金閣寺」と仰ってるんだから、別に良いんじゃ無いでしょうか。
それにしても、ここまでやりますかね…
門前からは大文字焼が良く見えそうです。はい。
大徳寺(2013/07/27)
知名度の割に観光客の姿は少なげでした。
整然と塔頭が並ぶ様は、他の寺院ではあまり見られないものでした。
興味深かったのは、幾つかの塔頭は、門を開けつつ「拝観謝絶」としていらっしゃったことでしょうか。
立派な竹林は北海道では見られませんよね~
今宮神社(2013/07/27)
金閣寺→大徳寺→と何となくふらふらと。別名「玉の輿神社」と言われているようですが、これから挙式というご一行様が丁度いらっしゃいました。凄く暑そうでした。そらそうだ。
高山寺(西院の河原)(2013/07/27)
ジャパニーズ"さいのかわら"のご当地。
西本願寺(2013/07/27)
特にコメントするまでもない
西本願寺。
左は唐門(国宝)、右は鐘楼でございます。
東本願寺(2013/07/27)
特にコメントするまでもない
東本願寺。
あ、でもお東さんは盛大に絶賛工事中。二条城や仁和寺も工事中なところがありました。これだけ数があれば、どこかかしこで工事しているのは避けられないか と思いますので、狙い目がある場合はご注意を。(国立博物館も工事中で常設展やってなかったので行くこと自体をしませんでした、そう言えば。)
天竜寺(2013/07/28)
嵐山方面では私的には最メジャー。
近くの踏切のお名前も"天竜寺"でございます。
常寂光寺(2013/07/28)
こちらもしっとりとしたお庭や建物周りです。
渡月橋(2013/07/28)
特にコメントも無く…。
松尾大社(2013/07/28)
二十二社の一社という、結構な格付けでございます。
大きな地図で見る 嵐山の隣駅が最寄り駅です。
本殿の脇の裏手にある「亀の井」の水を混ぜると酒が腐らないと言うことで、酒の神様的に崇められているようで
「お酒の資料館」も併設されております。
南禅寺(2013/07/28)
臨済宗南禅寺派大本山
京都三大門の一つ、南禅寺・三門。外国の方がずらりとお座りに。外国の方にとってはベンチの一種になっちゃうのでしょうか。でも他ではあんま見なかったような…。
中心の法堂よりも…
すぐ脇の琵琶湖疎水、赤煉瓦のアーチを思わせる水道橋の方に興味が向いてしまいます。
超余談。レンガ造りでのモ~ストフェイバリットを参考までに。群馬県の旧信越本線は碓氷第三橋梁、通称「めがね橋」。レンガって、落ち着きません?
八坂神社(2013/07/28)
祇園祭の、言わば主催者とも言える八坂神社でございます。
祇園祭もまもなく終わり、京都の夏も本格化します。
清水寺(2013/07/28)
締めは清水の舞台。短い間でしたがお世話になりました。