天国に一番近い島 後編

前編の「イル・デ・パン島」につづき、今回は「ウヴェア島」です。 
「天国に一番近い島」の舞台となっているのがこの島です。

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 本書を読んだことのある人であれば分かると思いますが、なぜ天国に一番近いのかというと、「働かなくても良い島」=「天国」という発想から本題がついているようです。私もその意見に賛成です。働かなくても良い=天国です。

  -thumb-200x123-783まずはウヴェア島に入る前、空港にて搭乗口の前で座っている現地のおじさんに話しかけられました。彼は日本が好きらしいです。

というのも、彼曰く日本製のモノは質がよく、壊れづらくパフォーマンスに優れているらしく、逆にフランス製(ニューカレドニアはフランス領)のものは値段が高いだけですぐに壊れると言いながら、腕につけているCASIOの時計を自慢げに見せてくれました。それ以外にも「トヨタ、ホンダ、日産・・・」などの自動車もGoodだということです。(ここでの会話はもちろんフランス語ですが、気持ちはボディランゲージで十分通じます)

そんな彼ともウヴェア島で別れを告げ、いざ宿泊先へ移動。

4_-thumb-200x123-785宿泊先は「パラディ・ド・ウヴェア」というホテル。実はここは日本人が経営してるホテルのようですが、残念ながら日本語は通じません…。 
ホテルの先がすぐにビーチになっているので、何気なくビーチに行くと圧巻です。

見渡す限り砂浜のビーチが続いており、その長さ25kmだそうです。夕日と地平線でここまでの風景とは思いませんでした。言葉も出ません。まさに

「なんも言えねぇ」by オリンピック北島康介風


4日目 ・・・ ウヴェア島滞在「予定の無い一日」

  4_-thumb-200x123-788昨日夕方に現地入りし、今日は予定もなく一日のんびりDayです。 
 まずは、朝からビーチでゴロゴロと…。


 暑い。日陰がなく、日光直撃です。 
 家内が持ってきた日焼け止め(SPF50)でも防げません。

止まっているとダメだということで、チャリんこを借りて島の最南端までツーリング。途中、野犬2匹に追われ激走するというハプニングに見舞われながらもなんとか到着。

  4_-thumb-200x123-791実はこのウヴェア島という島は珊瑚が隆起して出来た島ということで、最南端は砂浜ではなく目の前がリーフになっています。これまた絶景!
  ちなみに、チャリで走っていると現地の人がクルマで通り過ぎるのですが、その度に手を挙げたり、ププッとクラクションを鳴らしたりと親しげに挨拶してくれます。
  なお、働いている人は居ませんでした…(やはり天国か)

5日目 ・・・ ウヴェア島滞在「島内一周ツアー」

夕方には本島に戻らなければいけないということで、この日は朝からレセプションに行き「島内ツアーに参加したい」という意思をボディで表現。無事、私の気持ちは伝わりツアーへ出発です。

島といってもクルマで約1時間もあれば縦断出来てしまう大きさです。 
このツアーでは教会や洞穴などを周ってくれるのですが、一番驚いたのが「青の洞穴」という穴です。

  5_-thumb-200x123-794今まで透明度の高い海を見ていたので、その洞穴に溜まっている海水を見たとき「濃い青で汚い海水だな」という印象を受けたのですが、これが大きな間違い。ガイドさんがその 辺に落ちてたココナッツを割って、中の実をポイッと洞穴に放り込むと、一瞬にして大小様々な魚が近寄ってきます。
 

  私「汚い水なのによくこんなに魚が見えるよね」 
  家内「そうだよね」

私「…。」 
家内「…。」

我々の目は節穴でした。

  5_-thumb-200x123-800もの凄く深い(90mらしい)中に、もの凄くキレイな海水が溜まっているため、底が見えず青に見えていたようです。これには、さすがにビックリしました。 
  その後、ホテルの近くをブラブラし、有名なムリの橋などを散歩しながら自由気ままな時間を過ごしました。

  なお、この日も働いている人は居ませんでした…(天国確定) 
(  ガイドさんは私たちを案内した後は、ホテルのロビーでずっと寝てるし)

  そんなこんなで、楽しいウヴェア島滞在は終了。

「なんだか、ここに住みたくなってきたな・・・。 
 ASE ウヴェア支店とか出来ないかな。」

その後は、本島に戻り、翌日 日本へと帰国です。 
いつかまた旅行に行ける日を楽しみに帰ってきました。

百聞は一見にしかず。 
皆さんも一度は行って見てください。

 

by S.F

 

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