もう北海道では雪もちらつき、冬と言ってもいいくらい寒いですが、夏枯れの時期も完全に過ぎ去り、魚がたくさん釣れる季節になりました。
ちなみに私の好きな釣りは食べられる魚を釣ることです。釣って料理して食べて完結します。
わりと小学生の娘も一緒に行くことがありますが(おそらく買ってもらえるオヤツ目当て・・・^^;)、ちょうどよいので、誰でも簡単にできる釣りを紹介したいと思います。
こちらは小樽の色内埠頭です。
隣には公園(遊具あり)があって、トイレもあるので、家族連れなんかでも気楽に魚釣りが楽しめます。ただし、かなり混んでますので、早めのお出かけがお勧めです。
仕掛けは最小限で構いません。
何も持ってない人は次のものを用意すれば、ひとまず始められるでしょう。
最低限必要なもの
- 竿・・・リール付きで1.8m~2.7mくらいの安いやつで良いです
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スピード仕掛け・・・後述します
※竿立てに取り付けるタイプと、バケツ一体型のタイプがあります
- 餌・・・これも後述
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仕掛け・・・サビキやチカ釣り用の仕掛け
※針が大きい方が大物が釣れるような気がしますが、魚が警戒するのでそんなに釣れません。まずは小さめの針を選択しましょう。
あったらもっと楽しめるもの
- バケツ・・・ロープ付きで海水が汲めるようなもの
- 軍手、ビニール手袋・・・結構手が汚れます
- 折りたたみ椅子・・・疲れたときに
- 食べ物、飲み物
では、早速始めてみましょう。
餌はオキアミと言ってエビの小さいようなものを使います。
ニュルニュルとした長いものが嫌いな人でもオキアミであれば大丈夫だと思いますが、それほど素敵なビジュアルではありません。
写真の装置(?)はスピード仕掛けと言います。餌をこの器に乗せておけば、手で餌を触ることなく針に餌をつけることができるという優れものです。
ちょっと写真じゃわかりにくいですが、テグスの一番下(オモリの部分)を持って、スピード仕掛けのなかをスリスリと前後にくぐらせて、針にオキアミをなすりつけます。
そうすると、針にオキアミがくっつくのです。
あとは海に垂らしてアタリを待ちましょう。
はい!簡単に釣れました!
小さい魚でもけっこう強く引くので、アタリがわからないなんてことはまずありません。
周りではもっと小さい子供も釣りを楽しんでいました。釣れた魚(小さい鯖です)はピチピチと活きがよく、捕まえるのに苦労します。
というわけで、いきなり家に帰ったところから再開です(笑)
小鯖が殆どで、あとはチカや鰯が数匹釣れました。
左手前の2匹はハゼですが、こちらは今回紹介したのとは別の仕掛け(投釣り)にかかっていました。
このあと、さばくのが大変です。
でも、この写真だとあんまり美味しそうじゃないな・・・
がんばってさばきました!
さばいたら、いくらかは美味しそうに見えます。え?そうでもない?
今回は全部揚げていきます。
小さい魚だと、低温でじっくり揚げると骨まで食べられますよ。
はい、甘酢や野菜なんかで作ったタレをからめて南蛮漬け(左)、唐揚げ(右)の出来上がりです!
お酒も進んで最高です。
ちょっと寒いですが、簡単に始められて楽しいですよ。
くれぐれも、
- 海に落ちないこと
- ゴミを散らかさないこと
- 周りの釣り人や港で働く人々に迷惑をかけないこと
に注意して釣りを楽しみましょう。
by Y.S.