一寸の芸にもプロの魂

ゴールデンウィーク中に、「高円寺びっくり大道芸」を見に行ってきました!

 

総勢40組のパフォーマーが、それぞれ街中で大道芸を披露するお祭りです。

そこらじゅうに人垣ができ、道を歩けば3mの巨人や妖怪(?)に遭遇するという

超おもしろイベントです☆

 

第3回を迎える今年は、各舞台を上手く回れたので、お目当ての大道芸人さんや

素晴らしいジャグラーのパフォーマンスもきっちり見れ、さらには、

演目中の大道芸人さんに絡まれて、一緒に舞台に上がって楽しませてもらったりと、

ひじょ~~~~に満足したお祭りでした!v(^o^)vイェイ☆

 

とまぁバカみたいに楽しんだわけですが、

うかれ気分ながらも気がついたことがありました。

 

それは 「技術の高さ=客の満足度」 ではないということ。

 

大勢のパフォーマーが集まっていましたので、例えばジャグリング一つ取っても

とても上手い ~ ちょっと上手いまで、レベルは様々です。

でも、大道芸は技術の高さを競うものではなく、あくまでエンターテイメント。

技術がそれほど高くなくとも、ストーリーや話術、あるいは自分のキャラクターという

別の武器を使って盛り上げてくれる方もたくさんいました。

 

お客さんがどうしたら満足してくれるか、彼らはそれをずっと考えて演じてるんですね。

技術はあくまでも演じるための手段でしかない。

 

これは我々の仕事にも当てはまること。

 

如何にプログラムの技術が高かろうと、お客様の要望に沿ったものを

提供できなければお客様は満足しない。

技術は、お客様に幸せになって頂くための手段でしかない。

 

強い風が吹いて、高く放り投げた球を上手く受け取れなくても

決して場を冷めさせない彼らを見て、改めてプロとは何か考えた一日でした。

 

 

by M.M