半年に1回のつらい日曜日である。
私は朝7時前にガサゴソと起きだした。
受験票を見る。
私は午前Ⅰ免除であったため、試験開始は10:50だった。
忘れていた・・・あまりの気の抜け具合に2度寝した。
毎週見ている仮面ライダーフォーゼも忘れるくらい寝くさった。
・・・遅刻しそうになった。まさか2度寝でやられそうになるとは。
そんなこんなで情報処理試験の受験会場へ向かう。
今回の受験会場は、知る人ぞ知る(いや私しか知らない)
私にとって非常に相性の悪い立教大学。
過去10回くらいはこの会場で受験しただろう。そして一度も合格したことがない。
ちなみに、私が情報処理試験に合格した時の会場は、全て山手線の内側である。
かろうじてだが、山手線池袋駅の外側(西側)にある立教大学は、
私が合格する条件を満たしていないらしい。
10回も来れば迷わず行ける。周りの風景も見ることもない。
初めて行く会場などは、周りを見るだけで楽しい気分になれる。
ところがいつも来ているところでは、そんな気はミジンコほども起きない。
ましてやゲンの悪い会場だ。とてつもないローテンションで向かうこととなった。
試験開始直前に教室へ飛び込み、あわてて受験票を出す。
写真を貼っていないので、はさみとのりを出して工作タイム。
のりだけにノリノリ、とは今回はいかなかった。
なんとか試験開始に間に合った。午前Ⅱの試験開始。
午前Ⅱを半分くらいの時間を残して終わる。手応え的には十分。
もうこの回答でいい。でも途中退出できない。出させてくれたっていいのに。
午前Ⅱの試験が終了し、昼休み。
立教大学の近くには食べるところはあまりなく、池袋駅の方へ向かう。
皆が同じ方向に歩いていくので、年に2回、この道の人口密度は異様になる。
そして、年2回、この周囲の飲食店の売り上げは跳ね上がっているだろう。
ちょっと出遅れるだけで、どの店も待ちとなる。
いつもはモスバーガーだが、今日は朝にマックを食べてしまい、
2食連続ハンバーガーはちょっといやだったので、米を求めてうろついた。
そして午後Ⅰ試験。
昼ご飯を食べ過ぎてしまったのだろうか、おなかが痛い。
トイレに行きたい一心で全力を出し、さっさと回答提出。トイレへダッシュ。
ちなみに午後Ⅰ試験では、事前に予測したテーマがドンピシャで出たため、
ハイテンションで解く事ができた。多分いけているのではないかと思う。
続いて午後Ⅱ試験の論文。これが強敵である。
いままでの論文対戦成績は、白紙1回、文字数不足1回である。
つまり、まともに土俵に立てたことがなかった。
今回は、試験開始30分前くらいに、参考書で論文のポイントを読んだ。
それもあって指定文字数を上回り、今回は土俵に立つことができた。
試験が終わった私は、間違いなく真っ白に燃え尽きた。
余った午後の紅茶を飲みきり、余ったチョコをもぐもぐし、フラフラになりながら、
西武池袋線に乗り込み家路についた。
そして、運命の合格発表は今日である。。。。。
by. M.M