元ぬいぐるみデザイナーで、現在IT企業の営業をしているA・Yです。
今春結婚した、大のくまちゃんぬいぐるみ好きな友人からのリクエストで
『テディベアのリングピローを作って欲しい?』と依頼があり、久々に型紙からの
立体物作成に取り掛かってみました。
それからは毎晩のように夕飯後、嫁がちまちまとやっている作業を見ながら、旦那は珍しげに
「ぬいぐるみってこうやって作るんだ~!!」と驚いておりました。
そうか…作った事無い人には珍しい物なのかな…?
そんなわけで簡単にですが、今回はぬいぐるみ作成工程のご紹介をしてみます。
ちなみに作成したのは、体長約12cmほどのベア(×2)座り型です。
先ずは型紙に沿って生地をカット。『頭』とか『脚』とか書いてある紙が型紙です。
表裏2枚セットで縫い合わせていきます。この状態だとまだ身体バラバラですね…
縫ったら各部位に綿を詰めていきます。
ちなみに右上の子袋に入っている、ボタンみたいなのがベアの目です^^
綿を詰めたら、身体を縫い合わせていきます。
大きければミシンでもできますが、このサイズだとここからの作業は手縫いのみ。
目のバランスを見て顔に付け、鼻・口は刺しゅう糸で縫いつけします。
ボアを巻き込んで縫ってしまった所は、外に毛を掻き出してあげてふかふかにします。
上画像は『新婦ベア』なので、うっすら頬紅ピンクなども綿棒で付けてあげました。
お飾りも少し着けてあげたりして完成。
こちらは『新郎ベア』。
旦那さんはメガネ男子なので、折角なのでオプションで飾りつけ。
メガネは小型ベルトの留め具と、ピアス金具を曲げたものを繋ぎ止めています^^;
で、旦那さんが大のドラゴンクエスト好きゲーマーという事で
今回は入れ物を宝箱型にしてみました。
家にちょうど昔買ったDQキーホルダーがあったので、ばらした一部を
おまけに飾り、ロトの宝箱風(笑)
セット全体の完成図。ちゃんと蓋閉まります。
これにお花などで箱内も飾りつけしました。(完成型の写真がなかった…)
2体収納サイズぴったりに出来て良かった~!ヽ(゚ω゚=)
ちなみに指輪クッションの脚は、泡ワインの留め具を流用です(苦笑)
ちょうど良い台座になりそうな物が、他に見つからなくて…
リングピローはご夫婦にとても喜んでもらえました♪良かった良かった。
もし手作りベアを作ってみたい方いれば、写真と同じ型紙でよければありますので
お気軽に声かけて下さいね(‘ω’*)
A・Y